米FRB、金利維持が適切─クリーブランド連銀総裁=WSJ

[14日 ロイター] - クリーブランド地区連銀のメスター総裁は14日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、物価上昇圧力のさらなる緩和がデータで示されるまで、連邦準備理事会(FRB)が政策金利を据え置くことは適切との認識を示した。

インフレ圧力の緩和が止まった、あるいは逆方向に転じると結論付けるのは「時期尚早」とした。

長期的なインフレ期待はFRBの2%のインフレ目標と整合的な水準に「かなりしっかりと固定されている」ようだとした。

また、短期金利上昇の可能性は新たな金融システム不安の原因を作る恐れがあるため、利上げを積極的に検討する考えはないと語った。

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