「乱歩を探して」刊行 立教学院創立150周年記念

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立教学院(東京都豊島区)はこのほど、創立150周年を記念した書籍「乱歩を探して」(四六判364ページ、2200円)を刊行した。

立教大江戸川乱歩記念大衆文化研究センター(旧江戸川乱歩邸、東京都豊島区)がウェブサイトで配信した、推理小説家、江戸川乱歩(1894~1965年)ゆかりの人や作品の愛読者へのインタビュー記事に大幅加筆して書籍にまとめた。美輪明宏さん、五代目中村雀右衛門さん、佐野史郎さん、十代目松本幸四郎さん、八代目市川染五郎さんら著名人が含まれる。著者は後藤隆基氏。

乱歩は死去するまで立教大の隣地で暮らした。2002年に邸宅と土蔵(書庫、豊島区指定有形文化財)、蔵書類は立教大帰属となり、立教大江戸川乱歩記念大衆文化研究センターで研究・保存・公開を進めている。老朽化が進む母屋と洋館は改修して資料展示スペースを充実させるという。

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