太陽光発電やEV普及へ 中津川市や会議所など、中部電力ミライズと連携

 【東濃】中津川市、中津川商工会議所、中津川北商工会は14日、中部電力ミライズ(本社名古屋市)と「脱炭素社会の実現に向けた共創推進に関する連携協定」を締結した。中津川市が目指すゼロカーボンシティーの実現に向けて、4者が相互連携して再生可能エネルギーの導入拡大と有効利用の促進に取り組む。

 中津川中核工業団地ののり面をはじめ、市内の企業へ太陽光発電設備の導入拡大を図る計画。レジリエンス(回復力)の強化を図るため、災害時の避難所となる公共施設への発電エネルギーの供給方法についても検討する。

 また、EV(電気自動車)など次世代自動車の普及を促進するため、EV充電器の導入によるインフラ整備を進める計画。本年度内に充電器10台の設置を目指す。

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