水原一平被告が出廷 ドタバタ劇の中…〝気まずかったシーン〟を現地記者が投稿

出廷する水原一平被告(ロイター)

ドジャース・大谷翔平選手(29)の元通訳・水原一平被告が14日(日本時間15日)にロサンゼルスの連邦地方裁判所に出廷。報道陣に対して「無言」を貫いた水原被告に対し、現地記者からは不満が殺到した。

白いワイシャツに黒のスーツ姿で姿を現した水原被告。この日は無罪を主張したものの、既に5日(日本時間6日)に銀行詐欺と脱税容疑を認める連邦検察との司法取引は行っているため、形式的なものとなる。

一方で、淡々と行われた法廷の裏では〝ドタバタ劇〟もあったようだ。米国・南カリフォルニアのフリー記者・クニフ氏は自身のX(旧ツイッター)で水原被告の画像を添えながら「報道陣は傍聴席から審理を見届けるしかなかった。元ロサンゼルス・タイムズ記者のジーン・ローゼンブルース連邦地方判事は法廷の警備員を非難した」と説明。さらには動画と併せて「今日一番気まずかったのは、水原被告が裁判所の入り口にたどり着いたものの、マスコミの群衆に囲まれて数分間列に並んで待たなければならなかった時だ」と水原被告が多数の報道陣に囲まれながら立ち尽くす場面も投稿した。

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