『鬼滅の刃 柱稽古編』OP楽曲、早くも“歌詞に仕掛けあり”と反響  ムキムキすぎる炭治郎たちにも注目「ドラゴンボールかよ」

TVアニメ『鬼滅の刃』最新作「柱稽古編」(フジテレビ系)の放送が5月12日(日)23時15分からスタート。全国の“鬼滅ファン”待望のアニメ新シリーズということで、初回オンエアでは本編だけでなく、オープニング楽曲や、初公開となったオープニング映像にも多くの注目が集まっていた。

ufotable公式による投稿(5月15日時点、オープニング映像は第1話本編内で視聴可能です)

これまでの『鬼滅の刃』シリーズの主題歌にはLiSA「紅蓮華」、Aimer「残響散歌」、MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」が名を連ね、いずれも『NHK紅白歌合戦』の出場を果たすほどの大ヒットを記録していることは記憶に新しい。そして今回、そんな重役を担ったのは、MY FIRST STORY(マイファス)とL’Arc~en~CielのボーカルのHYDEによるコラボ曲「夢幻」だ。HYDEとマイファスのボーカル・hiroが交互に歌うさまが印象的なロックチューンなのだが、これが実は『鬼滅の刃』本編の盛り上がりを表現しているという。

というのも、hiroが主人公・竈門炭治郎たち鬼殺隊のことを歌い、HYDEが宿敵である鬼舞辻無惨たち鬼側のことを歌っているのではないかと云われているのだ。実際に歌詞を見てみると、hiroがメインで歌うパートは「花のように意志をつなぐ」「繋いでいく繋いでいく嵐に種を撒いていく」など、鬼にやられて死んでいった隊士の意志を受け継ぎ、必死に食らいついていく鬼殺隊のようだ。

一方でHYDEがメインで歌うパート「奪っていく奪っていく嵐のように心を裂く」「枯らしていく枯らしていく夢幻の夜に花を裂く」などからは、鬼たちの獰猛な様子を感じられる。“夜”というワードからも、夜にしか活動できない鬼たちのことを歌っていると考えられる。そしてHYDEとhiroがハモる「君さえ居なければ」とは、まさに両陣営がお互いに対して思っていることだ。

第1話にて見ることができる「柱稽古編」のオープニング映像では、HYDEとhiroが互いに掛け合うように連続して歌うシーンで、お館様と呼ばれる鬼殺隊のリーダー・当主・産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨が代わる代わる映っていることを考えても、やはりHYDEとhiroの歌唱パートは、それぞれの立場から歌っていると捉えられそうだ。

■炭治郎たちの肉体美にもファン熱視線

ネット上でも〈お館様と鬼殺隊 鬼舞辻無惨の心情よな HYDEが無惨様パートな感じ?〉〈これ産屋敷さんと無惨の心を歌ってるのか!今気付いた!エモ!〉〈OP映像観て確信したこと hiroパート→御館様 HYDEパート→無惨〉といった声があがっている。

また、今回のオープニング映像でもう一つに気になるのが、炭治郎たち鬼殺隊の肉体美。炭治郎は筋骨隆々という言葉がピッタリなほどに筋肉で身体が盛り上がっている。怖がりで、どちらかというとナヨナヨキャラな我妻善逸ですら、脱ぐとシックスパックの本格派マッチョで、SNSでは〈opのメインキャラみんな筋肉ムキムキすぎて笑う ドラゴンボールかよ〉といった反響が寄せられていた。筋肉の付き方からも、炭治郎たちがいかに激しい日々を過ごしているのかは想像に易い…。

いよいよ放送が始まった待望の「柱稽古編」。本編やオープニング、エンディングはもちろん、作品を取り巻くさまざまな要素に注目したい。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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