狂犬病予防接種 宮崎県内低迷 まん延防止最低ラインの7割

狂犬病の予防について呼びかけるポスター=14日午後、宮崎市・県動物愛護センター

 法律で義務付けられている狂犬病予防注射の県内接種率が、まん延を防止するための最低ラインの目安として世界保健機関(WHO)が設定する7割程度に低迷している。国内では人への感染は70年近く確認されていないが、発症すればほぼ死に至る病気。4~6月は国が定める狂犬病予防注射月間で、県や専門家は、飼い犬などへの期間中の接種を呼びかけている。

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