市民の健康増進へスクラム 鳥羽市と大塚製薬が包括連携協定 三重

【包括連携協定を締結した中村市長(左)と平内支店長=鳥羽市役所で】

 【鳥羽】三重県の鳥羽市と大塚製薬(東京都)は14日、健康増進に関する包括連携協定を締結した。同社が全国的に進める取り組みの一環で、同様の協定締結は県内で12例目。

 市民の健康増進を図ることを目的に、双方が有する情報やネットワークなど知的・人的資源を活用し、健康の維持・増進、熱中症対策、災害時における健康や保健に関することなど、幅広い分野に連携して取り組む。

 市役所で締結式があり、中村欣一郎市長と同社ニュートラシューティカルズ事業部東海支店の平内秀司支店長が、協定書に署名した。

 中村市長は「協定により、市民の健康や福祉の向上に向けて大きな一歩が踏み出せる。永続的なパートナーシップを確立していきたい」と述べた。平内支店長は「健康課題に対する側面的なサポートを実施し、市民の皆さんが健康で生き生きとした生活が送れるよう、当社が持つ健康に関する知見やコンテンツを役立てていただきたい」と話した。

© 株式会社伊勢新聞社