長崎県高総体 31日開幕 インハイ地元開催競技は出場枠増

第76回県高校総合体育大会の日程

 夏のインターハイ(北部九州総体)や九州大会出場を懸けた第76回県高校総合体育大会(県高総体)は31日、長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で総合開会式が行われ、6月7日までの8日間にわたる熱戦が幕を開ける。
 実施されるのは30競技で、88校から9869人(昨年は87校から9805人)がエントリー。インターハイは7月21日~8月20日、長崎県など北部九州4県(サッカーは福島、北海道、ヨットは和歌山)を中心に開かれる。長崎県開催は2013年以来で、アーチェリー、ソフトテニス、空手、ホッケー、弓道、重量挙げ、ローイング、ソフトボール、卓球の9競技を実施。いずれも地元枠を含めて、全国出場枠が増加されている。
 総合開会式には各校選手団約2300人が参加。今年も選手の体調面を考慮して「選手ファースト」の入場行進を採用した。選手団は第4ゲートから入場してメインスタンドを通過後、直進して第1ゲートから退場。2階メインスタンドに着席後、式典を見守る。
 競技は6月1日からスタート。春の全国選抜大会で準優勝した剣道女子団体の島原をはじめ、ソフトボール男子の大村工、バドミントン男女団体の瓊浦、諫早商など、全国レベルのチームが多数登場する。個人もフェンシング、ローイング、陸上など各競技に全国入賞を狙える選手がエントリーした。
 14日は長崎市の県立総合体育館で抽選会が行われ、各競技の組み合わせなどが決まった。

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