スナップえんどうのポテンシャルが凄い|副菜からメインまでスナップえんどうで作る簡単万能レシピ

旬の食材は、栄養価が高く普段より素材の味が濃いのが特徴です。

5月が旬の食材「エンドウ豆」は、パリッとした食感と鮮やかな彩りで料理のアクセントとして活躍します。

普段は料理の脇役になりがちなエンドウ豆ですが、メインとしても重宝しますよ。今回は、エンドウ豆を使ったレシピを5つ紹介します。

レシピではスナップえんどうを使っていますが、絹さやでも作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

エンドウ豆の種類

絹さややグリンピース、スナップえんどうと、エンドウ豆にも種類があります。

サヤが柔らかいうちに収穫したものが「絹さや」、そこから成長し中の豆を食べるのが「グリンピース(実えんどう)」、皮も食べられるように改良された品種が「スナップえんどう」です。

どれもエンドウ豆ですが、食感や実の大きさが異なるため料理に合わせてエンドウ豆を選んでくださいね。

スナップえんどうの白和え

<材料>

・スナップえんどう…100g

・絹ごし豆腐…150g

・砂糖…小さじ1

・味噌…小さじ1/2

・粉末出汁…小さじ1/2

<作り方>

1.スナップえんどうの筋を取って3等分に切る

2.スナップえんどうを塩ゆでし、水気を切っておく

3.豆腐を水切りし、砂糖、味噌、粉末出汁を入れて豆腐を潰しながら混ぜ合わせる

4.茹でたスナップえんどうと豆腐を混ぜ合わせたら完成!

豆腐のなめらかな食感と、スナップえんどうのシャキっとした食感が絶妙です。旬のスナップえんどうは甘みがあり、豆腐の甘さともマッチしていました。

普段はほうれん草で白和えを作る人も、5月はスナップえんどうにアレンジしてみてくださいね。

スナップえんどうのわさびマヨサラダ

<材料>

・スナップえんどう…100g

・カニカマ…4本

・マヨネーズ…大さじ2

・わさび…少々

<作り方>

1.スナップえんどうの筋を取ってひと口サイズに切り、塩ゆでして水気を切っておく

2.カニカマを細かく割く

3.ボウルに材料をすべて入れ、混ぜ合わせたら完成!

マヨネーズをつけて食べると美味しいスナップえんどうですが、わさびも加えると、ちょっと大人な料理に変身! 夫の晩酌のお供に大活躍しているメニューです。

今回はカニカマを入れましたが、ツナやちくわと混ぜ合わせても美味しいですよ。

スナップえんどうのガーリック醬油

<材料>

・スナップえんどう…100g

・にんにく…1片

・サラダ油…小さじ1

・醤油…小さじ1

・塩コショウ…少々

<作り方>

1.スナップえんどうの筋を取り、半分に切る

2.にんにくを薄切りにする

3.フライパンにサラダ油を入れ火にかける

4.フライパンににんにくを入れ、軽く火が通ってからスナップえんどうを入れる

5.塩コショウをしスナップえんどうに火が通ったら火を止めてから醤油を回し入れる

6.全体に醤油が行きわたるように混ぜたら完成!

にんにくと醤油の香りがしっかり感じられ、皮のパリッとした食感がさらに際立っています。

しっかり焼くとより香ばしくなるので、お好みで調整してくださいね。

スナップえんどうの豆板醤炒め

<材料>

・スナップえんどう…100g

・豆板醤…大さじ1

・みりん…小さじ1

・ごま油…大さじ1

・薄力粉…少々

<作り方>

1.スナップえんどうの筋を取り、1cm幅くらいに斜めに細く切る

2.スナップえんどうに薄力粉をまぶし、絡める

3.フライパンにごま油を入れ、火にかける

4.ごま油が温まったらスナップえんどうを入れて炒める

5.スナップえんどうに火が通ったらみりんと豆板醤を入れ、絡めたら完成!

甘辛い味付けになっており、白ご飯との相性も抜群! 薄力粉をまぶしたことでタレがしっかり絡み、美味しかったです。

冷めても美味しく食べられるので、作り置きメニューとしてもおすすめです。

スナップえんどうの卵とじ

<材料>

・スナップえんどう…100g

・卵…1個

・だし汁…100cc

・みりん…大さじ1

<作り方>

1.スナップえんどうの筋を取り、半分に切る

2.片手鍋にだし汁とみりんを入れて沸かす

3.スナップえんどうを入れ、くったりするまで煮詰める

4.溶いた卵を回し入れて火が通ったら完成!

くったり煮込まれたスナップえんどうは、出汁の味がしっかり染みこんでいます。卵は出汁と絡めることでふわふわな仕上がりになっており、卵だけ食べても美味しかったです。

親子丼のような味わいなので、ご飯に乗せて食べるのもおすすめですよ。

まとめ

今が旬のエンドウ豆は、そのまま食べる以外にさまざまな料理にアレンジできます。 サラダだけでなく煮込み料理や炒め物にも使えるので、その日の献立に合わせて工夫してみてください。 今回紹介したメニューは、どれもスナップえんどうだけでなく、絹さやでも作れます。 ぜひ、エンドウ豆で美味しい食卓を囲んでくださいね。 文/丸山希

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