こんにちは!
神社と龍が大好きなKUMIです。
今回は、長年のあこがれであった三峯神社に、不思議な赤い眼の龍が現れたと聞き、会いに行って参りました!
関東屈指のパワースポット、秩父三社の三峯神社
三峯(みつみね)神社は、秩父多摩甲斐国立公園内の標高約1100mにあります。秩父神社、宝登山(ほどさん)神社と並ぶ『秩父三社』のひとつで、今から1900年ほど前、日本武尊(やまとたけるのみこと)がわが国の平和をお祈りし、国産みの神様をおまつりしたのが始まりだとか。
三峯の名は、神社の東方にそびえる、雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の三つの峯が美しく連なることからそう呼ばれています。
地元の方でもなかなか足を伸ばせないという秩父の奥座敷。西武秩父駅からは西武バスで1時間15分ほどかかります。
三峯神社バス停についてからも参道は長く、階段もあるので、足元は絶対スニーカーがおすすめです。
素朴な味の名物くるみそば
腹が減っては山は登れぬということで、まず「山麓亭」さんで腹ごしらえ。
名物のくるみそばと芋田楽をいただきました!
そばは手打ちで、こしのあるニ八蕎麦。くるみたっぷりのつけ汁でいただくと、その素朴な味が際立ちます。
長~い串にささった芋田楽も、ほっくほくでめちゃ美味しい!
元気が出てきました!
お腹いっぱいになったところでいよいよ参拝
こちらが、三峯神社の入り口です。白と金の装飾も細かく、とても美しいこの鳥居は、三ツ鳥居という全国でも珍しい形になっています。
鳥居の前には狛犬の代わりにお犬様がお出迎え。
三峯神社で“神の使い”とされるのは、オオカミである「大口真神(おおくちのまかみ)」。「お犬様」「御眷属様(ごけんぞくさま)」などとも呼ばれ、火盗除け、病気除、諸難除のご利益があるとされています。日本武尊の道案内をした際に、忠実で勇猛であったことから神の使いとなったと言われていて、三峯神社では狛犬もオオカミです。
異世界への入口!?巨大な随身門
霧の立ち込める中、杉の巨木がつづく神聖な参道を進みます。
異世界への入り口感満点の大きな門。
ふと、この門をくぐったら、もうこちらの世界には戻ってこれないんじゃないかという不安がよぎるほどでした。
豪華絢爛!拝殿に到着
さていよいよ長年の夢が叶っての初参拝。
寛政12年(1800年)建立の拝殿は、本殿同様総漆塗り。きらびやかな彩色と彫刻が施されており、天井には三峯山の草花が描かれています。
浮かび上がる赤い眼の龍
参拝した後、拝殿で足元を見ると..
ありました!今回の目的、赤い眼の龍です!!
2012年の辰年に突如現れたというこの龍。
この日は雨で、足元が濡れていたので、ふつーに見れましたが、普段はひしゃくでお水をかけると浮かび上がってくるそうです。
思ったより小さめながら、確かに、長い口に髭が生えた赤い目の龍がこちらを見ています。
待ち受けにする方も多いと聞き、ありがたや〜と手を合わせました。
金運上昇とツキを産む縁起物
さてこの龍ですが、秩父では、龍は夜祭で男の神として描かれる武甲山(龍神さま)や今宮神社の龍神池、龍勢祭など、さまざまな場所や形で親しまれています。
そして、ここ三峯神社では金運上昇とツキを産む縁起物なのだそうです。
神符守札申込用紙に、欲しいお守りと数を書いて名前が呼ばれるのを待ち
赤い眼の龍と鈴がついた「龍水晶守」を授与していただきました!
ちなみに、毎月1日に授与されていた、憧れの白い木守(浅田真央ちゃんがお姉さんに送ったことで有名)は、付近の道路に大渋滞を巻き起こしたため、現在は授与していないとのことでした。
見どころ満載!三峯神社散策
せっかく来たので、時間の許す限り色々散策しました。
ご神木に向かい三度深呼吸し、手を合わせてお祈り。静かに「気」をいただきます。
三峯神社を創祀したヤマトタケルノミコトの銅像です。周囲には野口雨情、斉藤茂吉らの句硬・歌碑がたくさんあります。
「えんむすびの木」
2本の木が仲のよい夫婦のように寄り添って生えていて、縁結びのご利益があるといわれています。備付の紙に、ご縁を結びたい相手や願い事を書いて納めます。
三峯神社の神様のお使い「眷属」であるオオカミをお祀りする社です。オオカミは大口真神(オオクチノマカミ)という神名で祀られています。
「奥宮遥拝殿」
正面に見える、三峯神社奥宮を参拝するための「遥拝殿」。下界が一望でき、雲海もみられるとあって見晴台としても大人気。
息を飲むような絶景を楽しみにしていたのですが、残念ながら今回は「まったく」見えませんでした(泣)
このほか、標高1329mの妙法ヶ岳の頂上に鎮座する、奥宮までのトレッキングや、自然にふれあいながらのハイキングなども人気だとか。
汗をかいたら、「興雲閣」で日帰り温泉入浴でもできるそう。
今年は辰年。秩父の山奥にあらわれた、赤い目の龍に会いに行かれてはいかがでしょう。