おサイフケータイにも対応、さらに高性能化したASUS新スマホ「ROG Phone 8シリーズ」

By GetNavi web編集部

ASUS JAPANは5月15日、ゲーミングスマホの最新モデル「ROG Phone 8シリーズ」を発表しました。ラインアップは「ROG Phone 8 Pro Edition」「ROG Phone 8 Pro」「ROG Phone 8」の3製品で、それぞれ希望小売価格(税込)は以下のとおりです。

ROG Phone 8 Pro Edition 21万9800円

ROG Phone 8 Pro 17万9800円

ROG Phone 8 15万9800円

↑ROG Phone 8

なお、ROG Phone 8 Pro Editionは数量限定での販売となります。

ROG Phone 8シリーズはゲーミングスマホらしい、高性能なスペックを採用したスマホです。SoCはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を、メモリーは最大で24GBを、ストレージは最大で1TBを搭載しています。また今回はシリーズとして初めておサイフケータイとQi規格によるワイヤレス充電に対応しています。

↑最高クラスのスペックを備えるROG Phone 8シリーズ
↑おサイフケータイ対応で電子マネーで決済が可能に

バッテリーは5500mAhと大容量。また有線だと65Wの急速充電に対応し、Qi規格によるワイヤレス充電では最大15Wで充電が可能です。これまでのシリーズ同様、充電の端子は本体下部と本体側面にUSB Type-Cを備え、ゲームプレイ中でも充電できるよう配慮されています。

ディスプレイは約6.78型で、有機ELを採用。また解像度は2400×1080ドット、リフレッシュレートは最大165Hzを実現しています。加えて、リフレッシュレートは1~120Hzの可変式を採用しており、自動で最適化されるために消費電力の削減が期待できます。

音質面ではデュアルスピーカーを搭載し、ステレオサウンドを実現しています。空間オーディオ技術の「Dirac Virtuo」やハイレゾにも対応。さらに、コーデックにaptX AdaptiveおよびaptX Losslessにも対応しているため、有線・無線を問わず高音質を楽しめます。

ゲーミングならではの機能としては、統合管理アプリ「Armoury Crate」を搭載。ゲームをバックグラウンドで実行したり、ゲーム内のテキストデータをキャプチャーしたりといった操作が可能です。

冷却性能もこれまで同様に力をいれており、「GameCool 8 冷却システム」を搭載しています。SoCを全方位から冷却する「360° SoC Cooling System Gen 2」によって熱効率が前モデルから22%向上。また別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」を装着すればより冷却できます。

↑ROG Phone 8 Pro Edition。通常別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」が付属します

ROG Phone 8 Pro EditionとROG Phone 8 Proにおいては、本体背面に「AniMe Vision」を搭載。カスタマイズできる341個のミニLEDで天気や時計、バッテリー残量などを表示できます。さらに、文字やアイコンなどのアニメーションも作れるとのこと。

↑ROG Phone 8 Pro。「ROG」と表示されているのがAniMe Visionによるもの

最近ではゲーミングスマホをビジネス用として、容量の大きいファイルを開いて外出先で閲覧するなどの使い方をするユーザーもいるそうです。ROG Phone 8シリーズはおサイフケータイに対応で、今後そうした用途で広まる可能性がありそうです。もちろんゲームユーザーにとってもいい選択肢になるでしょう。

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