公共・民間投資の冷え込みなどで40年続く建築業“真島組”が破産開始 負債総額約3800万円 新潟市

新潟市秋葉区の建築業・真島組が新潟地裁から破産開始決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、真島組は1984年1月に設立された建築、大工工事業者で、ゼネコンの下請けなどを主体に受注基盤を形成し、1998年6月期は1億5207万円の売上高を計上していました。

しかし、公共・民間投資の冷え込みや同業他社との競争激化などで受注環境は厳しさを増し、2020年6月期の売上高は3080万円に落ち込み、連続赤字を計上していました。

これに伴い、債務超過は拡大する形となり、資金繰りも限界に達したことから、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は約3800万円が見込まれるということです。

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