北日本はきょう（水）午後も晴れる所が多いが、東・西日本は雲の広がる所が多い見込み。関東から四国は、今夜にかけて雨の降る所がありそうだ。あす16日（木）は、上空に寒気が流れ込む影響で、本州付近で大気の状態が非常に不安定となる見込み。天気の急変、落雷や突風、降ひょうに注意が必要となる。
■あす（木）は雷雨注意
きょう（水）午後は、東・西日本の太平洋側で雲が広がりやすい見込み。西日本は雨雲のかかっている所があるが、夕方以降は東海や関東でも所々で雨が降りそうだ。あす（木）は、中国、近畿、東海、北陸で急な雨に注意が必要で、関東北部や東北でも夕方以降は雨の範囲が広がりそうだ。局地的に雷雲が発達するため、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要となる。西日本の日本海側や北陸は、海上を中心に強風にも注意が必要だ。
あす（木）日中は南寄りの風が吹く東日本や東北で気温が高く、日本海側は25℃以上の夏日の所が多くなる見通し。それほど空気が乾くわけではないので、人によっては不快に感じるかもしれない。一方、西日本は日本海側で気温が低く、松江の最高気温は4月上旬並みの17℃で、西風も強まるため上着が必要になりそうだ。
■土曜日 暑さピーク
17日（金）は北日本で雨や雷雨の所があり、午前中は東北の日本海側で南西の風が強い見込み。一方、東・西日本は安定した晴天が戻り、関東や東海、西日本は25℃以上の夏日の所が多くなりそうだ。18日（土）は北・東・西日本で晴れて、日中は東北南部や関東北部、東海などで30℃前後まで上がる見通し。19日（日）は晴れる東北や北陸、関東で暑い晴天が続くが、四国や九州は遅い時間から雨が降り出す見通し。
（気象予報士・高橋和也）
