中国商務部、米国の対中301関税見直し結果に関する声明を発表

中国商務部は米国の対中301関税見直し結果に関する声明を発表しました。

中国商務部の報道官は14日、米国の対中301関税(1974年通商法301条に基づき2018年7月から継続している中国原産品に対する追加関税)の4年間の見直し結果を発表し、当初の対中301関税に加えて、中国からの輸入品に対する関税をさらに引き上げると発表したことに対してコメントを発表しました。米国は今回、電気自動車、リチウム電池、太陽電池、主要鉱物、半導体、鉄鋼・アルミ、港湾クレーン、個人用保護具などの製品に対する関税を引き上げるとしています。中国はこれに断固反対し、厳重に抗議しました。

報道官は、「世界貿易機関(WTO)が既に301関税はWTO規則に違反すると裁定しているにもかかわらず、米国はその裁定を無視し、誤りを正すどころか、それを繰り返している。米国はこの誤った行動を直ちに是正し、対中追加関税措置を撤回すべきだ。中国は自身の権益を守るために断固たる措置を講じる」と強調しました。(提供/CRI)

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