人工降雨機「新舟60」、研究開発・適合性検証テスト飛行を完了―中国

中航西飛民用飛機は11日、「人工降雨機『新舟60』が10日午前11時41分に西安閻良空港に順調に着陸し、人工降雨機A構造の研究開発・適合性検証テスト飛行が無事完了した」と明らかにした。

中航西飛民用飛機は11日、「人工降雨機『新舟60』が10日午前11時41分に西安閻良空港に順調に着陸し、人工降雨機A構造の研究開発・適合性検証テスト飛行が無事完了した」と明らかにした。中国新聞網が伝えた。

新舟60の検出能力をさらに高めるため、中国気象局の要求に基づき航空機プラットフォームに検出装置などの任務システムを追加。飛行機の新しい構成の性能を検証するため、新舟60は4月25日に四川遂寧安居空港に移動した。乗務員、設計、技術、テスト飛行技術、地上整備、プロジェクト、品質の担当者などで構成される合同テスト飛行チームが同時に駐在し、直ちに飛行の検証に参加した。

今回のテスト飛行任務には、研究開発テスト飛行と適合性テスト飛行の2段階が含まれる。研究開発テスト飛行任務は4月30日に完了。5月6日に適合性検証飛行許可証を取得した後、任務は直ちに適合性テスト飛行の段階に入った。人工降雨機「新舟60」の今回の研究開発・適合性検証テスト飛行では、失速警報、液体窒素、粉剤散布、任務システム機能検査などを含む8回の飛行テスト・任務が行われた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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