高知東生 内部告発した人間が追い込まれる現状嘆く「こっち世代の常識が間違ってる」

高知東生

俳優の高知東生(59)が「X」(旧ツイッター)を更新。内部告発した人が苦境に追いやられる現状を嘆いた。

2020年に和歌山市の男性職員(当時28歳)が公金の不正使用を確認し、公益通報制度で内部告発。男性はストレスから休職していたが、復職後に告発が原因で懲戒処分となった職員と同じフロアで働くなどした末に、2020年6月に自殺したという。男性の親族は県支部に公務労災を申請したものの、認められず、13日付けで不服申し立てをした。

こうした報道を受け高知は「公益通報をした人が会社の対応により、うつ病になったり、自殺したという記事をみて心が痛む。自殺した人は20代だという。俺ら世代が上司なんだろう」と嘆いた。

続けて「今の若者達は、俺達のように先輩の悪事に逆らえないなんて時代じゃないんだよ。こっち世代の常識が間違ってるんだからな。勘違いせず受け入れようぜ」と訴えかけた。

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