【連続緊縛強盗事件】新潟県警も防犯対策の徹底・強化を呼びかけ 近県で山間の住宅狙った犯行相次ぐ

山間の住宅狙った連続緊縛強盗事件 県警も防犯呼びかけ

4月下旬から、栃木・長野・群馬・福島県で山間の一軒家を狙った連続緊縛強盗事件が相次いでいます。これを受けて新潟県警は就寝時の戸締りや、窓に防犯フィルムや補助錠を取り付けるなど防犯対策の強化を呼び掛けています。

連続緊縛強盗事件は、最初に4月30日、栃木県日光市で1人で暮らしていた75歳の男性が就寝中に襲われ、現金3万4000円の入った財布が奪われました。押し入った男は20代くらいの2人組。「金を出せ」などと話す言葉は片言の日本語で、2人で会話する時は外国語だったといいます。
5月に入り、6日に長野県松本市で2人の男が50代男性に刃物のようなものを突き付けて体を縛り、現金十数万円を奪って逃走。3件目は8日で、やはり2人組の男が群馬県安中市で1人暮らしの男性(70)の住宅に押し入り、現金約8万円を奪いました。そして14日未明には、福島県南会津町で60代の女性が体を縛られて1万数千円が奪われました。

近県での連続事件を受けて新潟県警は防犯対策の徹底を呼び掛けています。
具体的には以下のような対策です。
○自宅に在宅時であっても、特に就寝時は、必ず鍵をかけるなど、戸締りを徹底する。
○来訪者に対しては、ドアスコープ、カメラ付きインターフォンなどにより、相手を確認してから対応する。
○自宅内に多額の現金などを保管しない。
○窓に防犯フィルムや補助錠を付けたり、防犯カメラやセンサーライトを設置するのも効果的です。
○不審者、不審車両を見かけた際は、すぐに110番通報をしてください。

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