うそ電話詐欺を未然防止 山陽小野田のコンビニ店員に感謝状

うその電話詐欺の被害を未然に防いだとして山陽小野田市のコンビニ店員に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのはローソン厚狭駅前店のアルバイト店員長尾龍磨さん32歳です。

山陽小野田警察署によりますと先月24日の午後6時半すぎ長尾さんが勤務していた店舗に60代の男性が来店。

男性は携帯電話で話しながら上限額が10万円の電子マネーカードを3種類購入しようとしていたということです。

不審に思った長尾さんが男性に購入理由を尋ねたところ「サイト料金の未払い分を支払わないといけない」と話したことから詐欺を疑い、警察に通報。被害を未然に防ぎました。

(ローソン厚狭駅前店 長尾龍磨さん)

「ギフトカードを複数枚持ってきたので怪しいと思って声をかけました一人の市民の方を救うことができて ほっとしています」

県警によりますとことしに入ってから3月末までに29件のうそ電話詐欺事件が発生していて被害額は1億4640万円となっています。

警察では電子マネーカードを購入させ番号を要求するのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。

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