ラッパー・ダースレイダー。沖縄県知事選の候補者にぶつけた「意外な質問」(案)

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)。5月15日の放送は、週替わりパートナーにラッパー、MCのダースレイダーが出演し、時事芸人のプチ鹿島とともに監督、主演を務めた映画「シン・ちむどんどん」について語った。

野村邦丸(パーソナリティ)「ダースレイダーさんが監督、出演された映画があります。それが、“シン・ちむどんどん”」

ダースレイダー「僕と時事芸人のプチ鹿島さんが共同監督、出演している選挙ドキュメンタリーの映画です。二人で(2023年9月に)沖縄県知事選を見に行ったんです。そもそもそこで問われていることが何か?とか何も知らないので、この機会に沖縄について学ぼうと行ってきたのを1本の映画にまとめたという」

邦丸「ちむどんどんというのは、NHKの朝ドラですよね。これは、どういうことですか?」

ダースレイダー「沖縄県知事選に3人が立候補してたんですけど、新聞のアンケートの好きなテレビ番組が3人とも“ちむどんどん”だったんです。プチ鹿島さんが、そのアンケートを見て、本当に見てるのか?気になっちゃって、“ちむどんどん、本当に見てますか?どこが好きですか?”というのを候補者に聞いてみようというアプローチで行ったんです。しょうもない質問に見えるんですけど、もし見てないのに見たと言ったら、“ちむどんどん”だけじゃなく、公約とかも本当のこと言ってるのかが見えてくる。それで、3人に質問をぶつけてるのがこの映画の前半です」

邦丸「反応は見てのお楽しみですか?」

ダースレイダー「(候補者の皆さん)なかなか良い反応でしたよ」

邦丸「はっはっはっはっ。政治家の中にはリップサービスで言っちゃう人もいるしね(笑)」

ダースレイダー「自分の言ったことに対し、どう対応するのかというのも政治家の能力だと思います。軽い質問だからといって適当なことを言っていい人なのか?小さな質問でもまじめに向き合ってる人なのか?とか、そういうのが見えてきた。政治記者の中には、こんな質問する人はいないですけど(笑)」

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