【移籍】セリエA王者インテルが日本代表DF菅原由勢を獲得へ「非EU圏のルール変更で」

かつて長友佑都もプレー。

イタリア・セリエAの今シーズン優勝を決めているインテル・ミラノが2024-25シーズン、サッカー日本代表の菅原由勢(Yukinari SUGAWARA)の獲得を検討している。これには新シーズン、セリエAでの非EU圏の外国籍選手のルール変更が関係しているという。

これまでセリエAの非EU圏の外国籍選手は「2枠」で、ただし海外からの獲得は一人が抜けた場合に一人を加えられるなど制限があった(セリエAのクラブ間では「外国籍」とは認められないなど例外規定も)。新シーズンからは原則的に「2枠」ではあるが、海外(セリエA以外)から自由に補強できるようになるというのだ。

『カルチョメルカート』は5月15日、インテルはFCポルトに所属するイラン代表FWメフディ・タレミをこの非EU枠で獲得することが濃厚とレポート。ポルトガル国籍を申請しているが、7月1日時点ではまだ非EU圏になるそうだ。

さらにもう1枠について「AZアルクマールの日本人右サイドバック、スガワラ・ユキナリ(2000年生まれ)になる可能性がある」と強調している。

一方、非EUの扱いになるイングランド(イギリス)のマンチェスター・ユナイテッドに所属するDFアーロン・ワン・ビサカが候補になることもあり得ると見ている。

日本代表で主力の座を掴みつつあったが、やや評価を落としていた菅原だが、今季29試合・4得点・6アシストとオランダではしっかりと結果を残し、チームも現在4位につける。最終節では3位も狙える状況だ。

6月28日で24歳になり、これから脂も乗る時期にある菅原が、セリエAの今季チャンピオンチームで挑戦することになるのか――。

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インテルではかつて日本代表DF長友佑都がプレーしている。日本人サイドバックの歴史が、インテルで継承されるのだろうか。

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