MEGUMI カンヌ国際映画祭に向けて英語を猛特訓!「つらいです(苦笑)」地道な勉強法とマインドを明かす

MEGUMIさんが、映像作品のプロデュースを通じて感じた苦労や喜びを語りました。

【写真7枚】白ツヤ美肌と笑顔が光る、MEGUMI撮り下ろしショット

MEGUMIさんは俳優として数々の作品に出演するほか、映像作品のプロデュース、カフェの経営など多方面で活躍。
2023年に出版した美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)がベストセラーになるなど、マルチな活動が話題を呼んでいます。

そして2024年4月には、東京・渋谷に開校したバンタン渋谷美容学院大学部の名誉学院長に就任。

そんなMEGUMIさんに、今ハマっている食べ物など“美の秘訣”、「子育てと似ている」と語るプロデュース業、現在開催中の「カンヌ国際映画祭」に向けて取り組んできたという、英語の勉強について聞きました。

40代以上の体は、少し運動しただけでも変わる

――MEGUMIさんは、悩みがあっても運動をすれば前向きになれると、運動の大切さを随所で語っています。「運動が長続きしない」という方に向けてアドバイスをお願いします。

毎日1時間とか、真面目にやろうとしなくていいんです。1日5分、10分だけでも、今日は腕、明日は背中、あさってはお尻と、ちょっとずつ動かすだけでも変わりますから。
「もっとちゃんとやらなきゃ」「これだけじゃ運動した気にならない」という概念を変えることがすごく大事だと思います。

特に40代以上の体は、少し運動しただけでも本当に変わると実感しています。ちょっと怠(だる)いな、凝っているなというのをそのままにすると、悪化したり浮腫(むく)んだりしてしまう。
太って見える要因にもなるので、 ちゃんと運動して、血流を整えて…と、“原因を1つ1つ潰していく感覚”が大切だなと思います。

――運動だけでなく食事も大事だと思いますが、意識してとっている食品はありますか?

やっぱり“季節のもの”が一番いいですね。今の時期だと、苦みが美味しい山菜を摂るようにしています。茹でておひたしにしたり、白和えにしたり。
あとは、ご飯と納豆と具だくさん味噌汁。そういうシンプルな食事が多いです。

普段、仕事現場では味付けがしっかりしたお弁当をいただくことが多いので、その分、自宅では旬のものを食べて全体でバランスを取る。これがルーティン化しているおかげか、体の調子がいいです。

――ついつい甘いものも食べてしまう…という人も多いと思いますが、MEGUMIさんもそういう時はありますか?

私はお芋や甘栗、ナッツが好きでよく食べていますが、スイーツが好きな方はスイーツを食べてもいいと思います。あまり制限しすぎたり、後ろめたさを感じたりすると、ストレスが溜まって逆に体に負担をかけてしまうので。

その分、次の日は粗食にしてバランスを取れば問題ないと思います。基本はバランスよく、たまに自分を甘やかし、お尻を叩き(笑)、くらいがちょうどいいのではないでしょうか。

何度も何度も心が折れそうに…作品づくりで“壁”に直面

――「めざましmedia」のコンセプトは“好きでつながる”ですが、MEGUMIさんが最近好きなものを教えてください。

やっぱり映画ですね。監督と話していた構想が、スタッフや演者の方がどんどん加わって、実際に作品として形になっていくというのは、私にとってすごくエモーショナルな体験です。
「いいものを作ろう!」という思いに共鳴する方々と出会って一緒にいることが、いま一番幸せです。まさに“好きでつながる”ですね。

――ドラマや映画のプロデューサーとしても活躍していますが、プロデューサー業を通じて発見したことはありますか?

もう無限にあります。それまでは俳優業・タレント業しか経験していなくて、“表”の部分しか知らなかったので。
お金を集めるのはこんなに大変なのか、脚本を作るのはこんなに時間がかかるのか、作品を海外に届けるにはどうしたらいいのか…。

プロデューサーとして作品を作っていると、毎日いろいろな問題に直面しますし、何度も何度も心が折れそうになります。でも、そういう苦労を知ることができたのは、大きな実りです。

――壁を乗り越えるために、どうやって気持ちを上げていくのでしょう。

プロデューサーは、監督がやりたいことを具現化する立場だと思っているので、自分が諦めたら監督が作品を撮れなくなってしまう。監督の“女房役”としては諦めるわけにいきません。

ちょっと子育てと似ている部分があるかもしれません。自分のためだけだとなかなか頑張れなくても、他者のためなら「この人の人生もあるからやらないと!」という思いが原動力になる。

あとは実際、本当に大変だからこそ、出来上がった瞬間に大きな感動を得られるというのもあります。いつも「諦めるのは簡単だけど、もったいないから頑張ろう!」と、気持ちを盛り返しています。

――“プロデュースと子育ての似ている部分”は、どんなところですか?

自分の思い通りにはならないところですね。他者が関わってくると、なかなか自分のペースではできないですから。

あとは、思いもよらないことを言われたり、あり得ないタイミングであり得ないことが起きたり。子育てでそういう忍耐力が身について、少し強くなれたかなと思います。

面倒になるときがあっても「やる後悔より、やらない後悔」

――最近では活躍の場を海外にも広げ、英語を勉強しているそうですね。

苦戦しています。つらいです〜(苦笑)。

――どんなふうに勉強しているのですか?

5月に行われる「カンヌ国際映画祭」で、私が代表を務める会社が「JAPAN NIGHT」を開催するんです。

海外の方が大勢いらっしゃるので、当然、英語で話さないといけなくて。どういう質問が来るか想定して日本語で書いて、それを英訳して、ひたすら覚えて、覚えて、覚えて…。英語で答えられるように、地道に準備しています。

――頭が下がります。何事にも意欲が尽きない“パワフルさ”も魅力ですが、元気の秘訣を教えてください。

日頃から運動しているのもあると思いますが、自分にとっての“メンタルヒーロー”、たとえばイチローさんや建築家の安藤忠雄さん、ビヨンセさんの動画や格言を見て、「まだまだ頑張れるぞ!」と自分を鼓舞しています。

私は、基本的には「まぁ、いいか」と思うタイプですし、いろいろ面倒になるときもあります。でも、行動しないでグチグチ言って後悔が残るより、行動したあとの気持ち良さを大事にしたいというか。

人生の先輩方も「やる後悔よりやらない後悔のほうが、人の体に残る」ということを教えてくださっているので、せっかくなら心を振るわせて生きていきたいですね。

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