兵庫県内在住の70代男性 投資詐欺 6億6千万円被害

兵庫県内に住む70代の男性が、SNS上でうその投資話を持ちかけられ、およそ6億6000万円をだまし取られていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

捜査関係者によりますと、県内に住む70代の男性は、ことしに入り、実在する証券アナリストをかたる人物から、無料通信アプリLINEにメッセージが届き、投資話を持ちかけられたということです。

男性はことし2月から3月にかけ、この人物に指定された口座に十数回に渡り送金し、合わせておよそ6億6000万円を振り込んだということです。

男性が振り込んだ一部を引き出そうとしたところ、「引き出すにはお金がいる」などと言われたことから不審に思い、周りに相談して詐欺に気が付きました。

男性は5月上旬、警察に被害届を提出したということです。

投資家や有名人をかたり、うその投資話を持ちかける「SNS型投資詐欺」は、先月、茨城県の女性が過去最多のおよそ7億円をだまし取られていて、今回はそれに次ぐ被害額だということです。

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