“振り込みの催促”を疑問に思い通報 SNS悪用の詐欺被害を防止した郵便局員に感謝状

SNSを悪用した詐欺を未然に防いだとして、郵便局員に広島県警が感謝状を贈りました。

感謝状が贈られたのは、広島商工センター郵便局(広島・西区)の吉村浩二さんです。

4月22日、吉村さんの勤める郵便局に、外国人女性(30代)が来店し、銀行への振込方法について問い合わせを受けました。吉村さんがメッセージアプリの画面を確認したところ、「早く」や「なんで入れないの」と催促する内容が何回も送られていたことから詐欺を疑い、警察に通報。被害を未然に防ぎました。

広島商工センター郵便局 吉村浩二さん
「お客さんとしっかり話し、コミュニケーションをとることが基本なのかと思います」

県警によりますと、県内ではSNSを悪用した詐欺の被害が相次いでいて、注意を呼びかけています。

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