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福岡県太宰府市の太宰府天満宮で15日、菅原道真を慕って飛んできたという伝説がある「飛梅」の実を落として奉納する飛梅ちぎりが行われました。
菅原道真を慕って・・・伝説の飛梅
15日午前、太宰府天満宮で行われた飛梅ちぎりでは飛梅の枝を神職が竹の棒で揺らし落ちた実を巫女が拾い集めました。
好天に恵まれ天満宮を訪れた多くの参拝客が初夏の恒例行事を見守りました。
今年は飛梅の開花時期が早く、十分に受粉できなかったため、取れた飛梅の実は43個と去年の355個に比べてかなり少ないということです。
太宰府天満宮 巫女 馬場かんなさん「実が大変少なかったんですけど、そのため一つ一つ大切に心を込めて取ることを意識しながらご奉仕させていただきました。」
飛梅には太宰府に左遷された菅原道真を慕って一夜にして京都から飛んで来たという言い伝えがあり、採取された飛梅の実は仮殿に奉納されました。