アナトール・マスター、1stアルバムをリリース 佐瀬悠輔&小渕晃(シティソウル)からレコメンドコメントが到着

ルイス・コールとの共演などZ世代をリードする新世代ジャズ・ミュージシャンとして注目を集めるスイス出身のアコーディオン奏者 / プロデューサー、アナトール・マスター(Anatole Muster)が、1stアルバム『ワンダフル・ナウ』の日本盤限定ボーナス・トラックを追加したCDを5月15日(水)にリリースしています。

1stアルバム『ワンダフル・ナウ』は、ルイス・コール、Telemakus、Juliana Chahayed、M Field(from Beatenberg)など多彩なゲストが参加し、パット・メセニー・グループ、リターン・トゥ・フォーエヴァーらのジャズ / フュージョンマナーにトム・ミッシュ、edblといった現在進行形のUKスタイル、そしてサンダーキャット、ルイス・コールらUS西海岸のグルーヴもクロスオーヴァーした次世代ジャズ・サウンドが集結した作品。

同じくルイス・コールとも共演するなど日本のジャズ・シーンを牽引する新進気鋭のトランペット / アコーディオン奏者、佐瀬悠輔と、シティ・ポップ・ブームと80'sリバイバルを背景に、新たな視点をリスナーに提供した書籍『シティ・ソウルディスクガイド』の監修、小渕晃からのコメントが到着しています。

[コメント]
ドライブ中に何となくプレイリストを垂流していたら自分好みの音源が流れてきた。Anatole Muster…知らないアーティストだなぁ、と思っていたら、まさかのアコーディオンの音色が聴こえてきて驚いたのを今でも鮮明に覚えています。アコーディオンの音色は強烈なムードを持ち合わせていて、故にあまり最近のインストのDTMトラック物やHip Hop等には使われることの無い楽器でした。そんなニッチな楽器の可能性を追求し拡げて、世に知らしめている彼のアルバムは必聴です。個人的に交流のあるLOUIS COLEとのM8 Anutie MabelでのアコーディオンプレイからはJAZZのエッセンスが感じられ、彼の音楽性の幅の広さにも驚愕です。
――佐瀬悠輔

本作に参加してもいるルイス・コールや、サンダーキャットといった新世代ジャズ勢、エイフェックス・ツインやフローティング・ポインツといったテクノの魔術師たち、それに、パット・メセニーやハービー・ハンコックが聴かせたクロスオーヴァーのレガシー、それらの影響をまとめて呑み込み、今でしかありえないハイブリッド・サウンドを紡ぐ恐るべき22歳のデビュー・アルバム。まさにこれが今聴きたい音楽。
――小渕晃(シティ・ソウル)

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