三浦瑠麗氏が不倫暴露の週刊誌を批判「愛人は守られ、妻は苦しむ」 SNS中傷事件めぐり

三浦瑠麗氏

国際政治学者の三浦瑠麗氏が昨今の週刊誌報道に持論を展開した。

三浦氏はSNS上で面識ある女性の個人情報をさらし、誹謗中傷などを繰り返した30代女性が逮捕された件に言及。この女性はネット界隈では有名人で、逮捕直前に元祖迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうと面会していたことでも知られる。

女性は調べに「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めている。

これに三浦氏は15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「SNSで夫の不倫相手の個人情報とともに悪口を晒すことは相手に危険をもたらしますし、実際名誉毀損にあたると思いますが、その方を擁護するのは自由だとして、国に不倫問題に介入せよとまで主張するのは、旧刑法の姦通罪の復活を求めることやイスラム法の適用を願うことと同じくらい不適切です」と私見をつづった。

続くポストでは、矛先をマスコミに向けた。

「一方、今回逮捕された女性と同等のことをやるのが週刊誌。不倫を暴露し虚実とりまぜて名誉を貶め、プライバシーを侵害して利益を得ている営利企業。週刊誌に通報したら復讐でき、フォロワーの少ない自分のアカウントでやったら逮捕されるというのは、相手が有名人か否か、『報道』か否かだけで説明するにはあまりに不均衡ですね」

さらに「ましてや妻が赦すっていっているのに、愛人といたしたことを、その内容まで微に入り細に入り勝手に週刊誌に暴露されているのがいまの芸能人の現状で、告げ口した愛人はプライバシーが守られ、妻は望まないのに情報が晒され苦しむわけです。するともっと悪い存在だと言ってもいいかもしれないですよね」とつづり、週刊誌報道に苦言を呈した。

フォロワーからは「それはそうだね」「営利目的という所が厄介」と同意する意見のほか、「有名人の場合は『有名税』から逃れるのは難しい」や「三浦さんは晴れて独身者になりフリーになったわけですが、相手が既婚者なら当然不倫なので、お気をつけください」といった声が寄せられている。

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