巨額横領で3度目の逮捕 建設会社元社員と長男 新たに1億8300万円横領疑い 不正引き出しは26億円超

総合建設会社ヤマウラの巨額横領事件で、3度目の逮捕です。
元社員の男と長男が、新たに1億8300万円を横領したとして再逮捕されました。

業務上横領の疑いで15日に再逮捕されたのは、ヤマウラの元社員・村田浩幸容疑者(63)と長男の俊樹容疑者(35)です。

2人は共謀し、2022年7月上旬と2023年1月下旬に、父親・浩幸容疑者が経理を担当していた子会社の預金計1億8300万円を、長男・俊樹容疑者が代表を務める会社の口座に振り込み横領した疑いです。

2人は同様の手口で、3億6000万円と2億9000万円余りを横領したとして、既に2度
逮捕・起訴されています。立件された額はこれで8億3300万円となりました。

警察は、捜査上支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

ヤマウラの調査によりますと、不正に引き出した金は総額26億円を超えるとされています。

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