新疆特別観光列車、今年は計106本の運行を計画―中国

新疆の鉄道当局は今年、観光列車106本を運行する計画だ。写真はサイラム湖。

今年1本目となる特別観光列車「列車で新疆を満喫・天山号(Y915号)」が8日、新疆ウイグル自治区ウルムチ駅からゆっくりと出発し、江蘇省や河南省、浙江省から来た旅客362人が12日間の新疆の旅をスタートさせた。新疆の鉄道当局は今年、観光列車106本を運行する計画で、うち12本が「天山号」となっている。

「列車で新疆を満喫・天山号」は、「カシュガル号」や「アクス号」といったシリーズ観光商品に続いて、新疆鉄道当局が打ち出した特別観光列車。昨年5月1日に運行が始まって以来、ハイクオリティーでコストパフォーマンスの高い旅行体験を売りにして、国内外で高い人気を集めている。

新疆鉄路旅游発展集団の張克黎副総経理は、「1年の運行を経て、『天山号』のスケジュールの最適化を続けることで、旅客に一度の旅行で新疆の壮大で圧巻の自然の景色や独特な魅力を誇る文化と民俗風習を存分に楽しんでもらえるよう取り組んでいる」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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