園児バス置き去り事件裁判 元クラス担任「私が連絡怠った」

2022年、静岡県牧之原市で3歳の女の子が通園バスに置き去りにされ死亡した事件の第2回公判で、被告の元クラス担任は事件の要因について自分が報告、連絡を怠ったからなどと述べました。

この裁判は、2022年9月、静岡県牧之原市の川崎幼稚園で河本千奈ちゃん3歳を通園バスに置き去りにし、重度の熱中症で死亡させたとして元園長・増田立義被告と当時のクラス担任が業務上過失致死の罪に問われているものです。

2人は4月23日に開かれた初公判で起訴内容を認めています。

15日午前10時から静岡地裁で行われた元クラス担任の被告人質問では、弁護側が「どうしてこの事件は起こったと思うか」と質問すると、被告は「わたしが報告すること、連絡することを怠ってしまった」と話し、遺族からの質問に対しては「私の責任であると思っているので

罪は重いと思う」と話しました。

© 株式会社静岡第一テレビ