79回目の原爆の日を前に原爆死没者名簿の風通し 平和公園・広島

広島市にある平和公園で、原爆慰霊碑の中に納められている死没者名簿の風通しが行われました。

黙とうの後、広島市の職員が、33万9227人分の名簿125冊を取り出し、痛みなどがないか確認していました。

風通しは、名簿の湿気を取り除き、状態を確認する目的で毎年行われています。

広島市は2024年、平和学習への活用など広く共有するために動画配信しています。

広島市原爆被害対策部 上本慎治課長

「若い世代に伝えていきたいと思います。平和学習や原爆死没者の慰霊をここであらためて感じて8月6日を迎えていただきたいと思います。」

2023年8月6日以降、新たに死亡が確認された被爆者については、6月から名簿に書き込まれます。

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