からあげGP 2年連続最高金賞 室根・オヤマ

からあげGPの東日本しょうゆダレ部門最高金賞の賞状と製品を掲げる小山常務

 一関市室根町折壁の鶏肉生産加工販売業オヤマ(小山征男代表取締役)が直営する東京都台東区の販売店「からあげ家奥州いわい」は、日本唐揚協会主催の第15回からあげグランプリ(GP)の東日本しょうゆダレ部門で最高金賞を受けた。受賞は4度目で、審査に実食が取り入れられた前回から2年連続。同社は日本一の座を防衛した主力製品「室根からあげ」に自信を深め、地元経済活性化に引き続き役立つよう事業を進める。

 同GPは「日本一おいしい唐揚げ屋」を決める投票企画。今回唐揚げ店が対象となったのは11部門で、全国から753店がエントリー。試食を伴う最終審査に89店が残り、各部門の金賞受賞店から最高金賞を選出した。同部門は金賞13店舗から同店が頂点に立った。

 前回と違うメニューを出品した実力店も多い中、同社は看板商品で再挑戦。うま味重視の自社鶏肉はそのままに、調味料や油など各メーカーの協力も得て、素材や提供タイミングなどを吟味したという。

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