「ビッグフライだ!」大谷翔平がオラクル・パークで初ホームラン! 場外まで、あと一歩の飛距離136mに米衝撃

ド派手なアーチが飛び出した。

現地5月14日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地で行なわれているサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、今季12号となる先制のソロ本塁打を放った。この一発でリーグトップを走るマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に再び並んだ。

6試合ぶりの快音は両チーム無得点で迎えた4回表だった。大谷は相手先発キートン・ウィンの初球を鋭く振り抜くと、打球は右中間方向へ。ぐんぐん伸びたボールはスタンド上段の通路に着弾。あと一歩で球場外の海まで飛び込む特大の先制弾だった。

意外にも大谷はオラクル・パークでのホームランはこれが初めて。記念すべき初アーチは打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)を計測する豪快な一発に、敵地ファンも騒然とした。
驚愕の声を上げたのはファンだけではない。メジャーの様々な動画を配信している『BarnHasSpoken2』の米野球クリエイターであるディラード・バーンハート氏はチーム初ヒットとなる大谷のホームランに即反応。自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニのビッグフライだ!」と綴り、圧倒的なパワーに感服していた。

同じく米スポーツメディア『The Athletic』はMLB公式サイトのSNSを共有したうえで、「ショウヘイ・オオタニが446フィートの本塁打をかっ飛ばした」と、その飛距離に唖然。あまりの衝撃に驚きを隠し切れなかった。

大谷のホームランをきっかけにドジャースはこの回だけで4点を奪取。さらに日本人スラッガーは第3打席に中安打、4度目の打席に左適時二塁打を放つなど、3安打2打点の猛チャージを見せている。

試合は7回表を終わり、6対1でドジャースがリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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