フィリーズが一番乗りで30勝到達 ノラは圧巻の4安打完封で5勝目

【フィリーズ4-0メッツ】@シティ・フィールド

日本時間5月15日、メジャー最高勝率を誇るフィリーズは敵地シティ・フィールドでのメッツ4連戦の2戦目を迎え、4対0で勝利。両リーグ一番乗りで今季30勝に到達し、30勝一番乗りは1976年以来48年ぶりとなった。フィリーズ先発のアーロン・ノラは9回109球を投げて被安打4、奪三振8、与四球0、失点0という圧巻の完封劇を見せ、5勝目(2敗)をマーク。メッツ先発のホセ・ブットーは5回1安打の力投を見せたが、4つの与四球が響き、2失点で3敗目(1勝)を喫した。

フィリーズは3回表に1安打と2四球で二死満塁のチャンスを作り、アレック・ボームの押し出し死球で先制。次打者ブランドン・マーシュも押し出し四球を選び、2点のリードを奪った。先発のノラは6回表先頭のタイロン・テイラーにヒットを許すまで打者15人をパーフェクトに抑える快投。フィリーズは2点リードのまま迎えた9回表にブライソン・ストットのタイムリーとボームのタイムリー二塁打で4対0とリードを広げ、勝利を決定づけた。

8回までメッツ打線をわずか2安打に封じていたノラは、9回裏に2本のヒットを浴び、二死1・3塁のピンチを背負ったものの、フランシスコ・リンドーアをセンターフライに打ち取り、109球の熱投で4安打完封を達成。ロブ・トムソン監督は先発右腕の快投を「ファンタスティックだった。すべてが上手くいったね」と称えた。相手打者のリンドーアは「彼は思い通りのピッチングをしていた」とコメント。「ボールをよく動かしていたし、カーブもよかった。とても効果的なピッチングだった」とお手上げだった。

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