TikTok禁止法、クリエイターが差し止め求め提訴

David Shepardson

[ワシントン 14日 ロイター] - 米国で先月成立した中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用禁止につながる法律について、アプリを利用するクリエーターらが言論の自由を侵害するとして差し止めを求める訴訟を連邦裁判所に起こした。

訴状で「(原告は)場所、職業、生き方、政治的思想は異なるが、TikTokが自己表現やコミュニティー形成のユニークでかけがえのない手段を提供しているという見解で一致している」と主張した。

司法省の報道官は、同法が「憲法修正第1条およびその他の憲法上の制限と矛盾することなく、国家安全保障上の重大な懸念に対処している」と述べた。

TikTok(ティックトック)」と親会社の字節跳動(バイトダンス)も、同様の訴訟を先週起こしている。

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