入札情報漏えいか 広島県警が尾道市職員を任意聴取 容疑が固まり次第、逮捕へ

尾道市役所

 広島県尾道市発注の道路改良工事の一般競争入札で予定価格を業者に漏らした疑いがあるとして、広島県警が50代の市職員男性から任意で事情を聴いていることが15日、捜査関係者への取材で分かった。容疑が固まり次第、官製談合防止法違反と公競売入札妨害の疑いで逮捕する方針。この業者は実際に工事を落札しており、県警は業者側からも事情を聴いている。

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