大谷翔平、サイクル王手も「三振だけしないように」 献身姿勢で“凡退”も「良い打撃」

ジャイアンツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

三塁打が出れば自身2度目のサイクル安打の打席で二ゴロ

■ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)

ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場し、12号ソロを含む5打数3安打2打点の活躍を見せた。1試合3安打以上は今季7度目で、打率を.361に上昇。10-2で勝利した後は「ファンの人たちの熱気もすごくて良いゲームだったなと思います」と振り返った。

0-0の4回には先頭打者として打席に向かい、右翼席に136メートルの“特大”12号先制ソロを放った。初球を捉え「比較的甘いボールをしっかり振れたので、良い結果につながった」と手応えを示した。この一発でブレーブスのマルセル・オズナ外野手に並びナ・リーグトップに浮上した。

その後は、5回無死一塁の第3打席は中前打、7回無死三塁の第4打席では左翼線へ適時二塁打を放った。自身2度目のサイクル安打に王手をかけた9回無死二塁の第5打席は二ゴロだったが「三振だけしないように。結果的に1死三塁を作れたので、良い打撃だったかなと思います」と笑顔を見せた。

この日は5打数3安打2打点で打率を.361と上昇。チームは13安打10得点で2連勝を飾り、貯金は14。「良い野球ができている。(投手陣は)攻撃につながる素晴らしいリズムだったなと思います」と感謝の気持ちを忘れなかった。(Full-Count編集部)

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