連覇逃したバイエルン、マンU主将MFに興味?選手本人はタイトル熱望

ブルーノ・フェルナンデス 写真:Getty Images

バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(29)の獲得に興味を持っているようだ。

イタリアの複数クラブで経験を積んだブルーノは、2020年1月にスポルティングCPからユナイテッドに加入。卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器にすぐさま主力に定着すると、今季もここまで公式戦45試合に出場して15ゴール11アシストを記録している。

イギリス『インデペンデント』によれば、今季限りでの退任が決定しているトーマス・トゥヘル監督がクリエイティブな攻撃的MFをもう1選手欲しがっているバイエルンが、今夏の獲得を検討している模様。バイエルンは前線に厚みを持たせながらチームのキャラクターを進化させたいと考えており、同選手に照準を当てているという。

その一方で、今季のユナイテッドはプレミアリーグで14敗して欧州コンペディション出場権外となる8位に位置するなど、最悪のシーズンを送っている。この状況に悲壮感を持っているポルトガル代表MFはキャリア全盛期にビッグイヤーを獲得したいと考えており、ユナイテッドの上層部は売り上げを出すために条件次第で取引に応じる構えのようだ。

なお、ユナイテッドは否定的だが、プレミアリーグは支出制限を設定する模様。ユナイテッドがチーム全体を見直していることから、ブンデスリーガ12連覇を逃したために今夏に大金を用意しているバイエルンは移籍金が高額なブルーノを獲得できるチャンスがあると考えているようだ。

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