大谷翔平が12号先制ソロ含む3安打2打点 ドジャースは10得点大勝で同地区カード勝ち越し

● ジャイアンツ 2-10 ドジャース ○
<現地時間5月14日 オラクル・パーク>

ロサンゼルス・ドジャースが大勝で同地区カード勝ち越し。大谷翔平選手(29)が「2番・指名打者」でフル出場し、先制ソロ含む3安打をマークした。

ドジャースは4回表、先頭打者の大谷が右中間スタンドへ12号ソロを放ち、先制に成功。さらに、この一発を皮切りにテオスカー・ヘルナンデスの適時二塁打、ギャビン・ラックスの適時三塁打が飛び出すなど、この回一挙4点のリードを奪った。

続く5回表には、ムーキー・ベッツと大谷の連打からチャンスを作り、ウィル・スミスの適時打で追加点。1点を返された後の7回表には、先頭のベッツが三塁打で出塁すると、大谷が適時二塁打を放ち、再びリードを広げた。

さらに9回表には4本の適時打で突き放し、地区4位のジャイアンツにカード勝ち越し。先発ギャビン・ストーンが4試合連続となる6回以上、1失点以内の好投で今季4勝目を手にした。

この試合の大谷は5打数3安打、1本塁打、2打点の活躍。オラクル・パークでは初となる自身25球場目のアーチを放ち、ブレーブスのオズナに並んでナショナル・リーグ本塁打ランキングのトップに再浮上した。休養明けから2戦5安打の固め打ちで、敵地でのカード勝ち越しに貢献。今季成績は打率.361、OPS1.107となり、ともに全体トップに立っている。

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