北海道立近代美術館 今後の整備計画を検討

老朽化に伴う北海道立近代美術館の整備について検討が進められています。近代美術館の整備は、現段階で「改修・増築」「現在の敷地に建て替え」「移転」の3案が示されています。きょうの会議では、道教委が「改修・増築案」は環境に与える影響が小さいが美術品の配置で自由度が少ない、「新築案」は最も費用がかかる、「移転案」は休館期間が最も短いが環境への負荷が大きい、などそれぞれに一長一短があると調査結果を説明しました。これに対し、有識者からは「3案の複合案でもいいのでは」などの意見が出されました。道は、ことし中に整備の基本構想をまとめる方針です。

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