ビートルズは不仲だった! ポール・マッカートニーなくして成立せず…リンゴ・スター激白

リンゴ・スター(ロイター)

ビートルズのリンゴ・スター(83)が先日、米ポッドキャスト「iHeart Radio」に出演し、メンバー4人は仲が悪く、ポール・マッカートニー(81)なしでは12枚ものスタジオアルバムをリリースすることはできなかったと告白した。

リンゴはポールを〝ワーカホリック(仕事中毒)〟と評し、その存在がなければ、発表した音楽の量はずっと少なかったはずだと語った。

世界の音楽史上最もレコードを売り上げたバンドとして知られるビートルズは、1963年から70年にかけて活動し、レコードの総売上は5億枚以上。スタジオアルバム以外にも5枚のライブアルバム、51枚のコンピレーションアルバム、36枚のEP、63枚のシングル、17種類のボックスセット、22本のビデオアルバムや53本のミュージックビデオを発表した。

そんなビートルズについてリンゴは、「仲は良くなかった。4人はいつもケンカ。でも、どんなにひどいケンカをしても、音楽をやめることにはならなかった」とし、「一旦仕事になると、みんな全力を尽くした」と明かした。

さらに、「ワーカホリックだったポールのおかげで、(ビートルズは)僕やジョンが作るよりもずっと多くの音楽を作ることができた」とポールに謝意を示し、「僕らがダラダラしていると、いつもポールの『さあ、やろうぜ』の一言で、また音楽制作に取りかかった」と当時を振り返った。

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