大谷翔平、あと少しで海に飛び込む“スプラッシュヒット” 12号特大弾含む5打数3安打の活躍

豪快な一発です。メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本時間15日の試合で6試合ぶりのホームランとなる今シーズン12号を放ちました。

敵地でのジャイアンツ戦に、2番指名打者で先発出場した大谷。第1打席はレフトフライに倒れますが、4回の第2打席、その初球でした。完璧に捉えた当たりはライトスタンドへ。球場奥の通路まで飛んだ12号ソロホームラン。飛距離およそ136メートル、6試合ぶりの豪快な一発が飛び出しました。

大谷は、5回の第3打席にセンター前ヒット。ノーアウト3塁のチャンスで迎えた7回の第4打席はタイムリーツーベースヒットを放ち、5打数3安打2打点の大活躍。試合も10対2でドジャースが大勝し、ナショナルリーグ西地区、首位を独走しています。

大谷選手のホームラン、もう少しで「スプラッシュヒット」でした。スプラッシュヒットとは、球場名物の特大場外ホームランのことです。試合が行われたサンフランシスコのオラクル・パークは、ライト場外が湾に面していて、その海に飛び込む特大ホームランを「スプラッシュヒット」と呼んで名物になっています。この日も水上で待機するファンの姿がありました。あと数メートルで日本人選手初のスプラッシュヒットだった大谷選手。日本時間16日も同球場での試合で、実現に期待が高まります。

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