遼遼が、新曲「パーフェクトブルー feat. あおい。」を配信リリース。あわせて、同曲のアニメーションMVを公開した。
今作は、ただ青い空を眺めることさえ嫌になるほどの苦難の中でも、互いを思う情愛を失わず、向き合った現実の先に待ち受けるどんな結末も共に享受しようとする2人の物語を、クラシカルな木管や弦楽器の響きで彩った温もりある楽曲に。
遼遼が紡ぎ出す緻密な音作りが、ストレートな言葉をより高みへ押し上げる壮大なミドルバラードに仕上がったという。“追いかけているものに追われること”の真理（心理）が、説得力ある繊細さと荒々しい叫びの調和によって、祈りに昇華されている。
アニメーションMVは、冒頭から最後まで、演出や美しい背景、登場キャラクターの表情や仕草1つまで細部にこだわり制作された。
さらに、「パーフェクトブルー」の遼遼歌唱バージョンも配信リリース。トップラインを遼遼が、コーラスワークをあおい。が担当しており、「パーフェクトブルー feat. あおい。」とはまた違った雰囲気になっている。
＜遼遼 コメント＞
空の青ささえ嫌になるようなどうしようもない現実から逃げるように触れた幻想の世界。ゲームや映画、主観的に没入できる非現実。
その世界に触れて美しい光景を旅していく中で、有り得ないはずの経験をしたという錯覚から心が拡張されていく気持ちになり、ふと現実に立ち返った時に、どうしようもなかったはずのいつもの景色や現実の事象がとても美しく見えました。
そんな感覚を二人の人間の話に置き換え、非現実を見た先の現実を生きていく二人の物語に「超越することができないほど完璧なもの」を意味する「パーフェクトブルー」という名前を冠しました。
また、二人の物語であることから歌も二人にしたいと考え、デモ時点でのこの曲の仮タイトルが「あおい」で結び付きを感じたこと、クリアな響きの中に芯が通っている素敵な歌声に惹かれたことからあおい。さんに歌唱をお願いしました。
あおい。さん版には僕が、遼遼版にはあおい。さんがコーラスでも参加しています。様々な角度からこの曲を楽しんでいただければ幸いです。
＜あおい。 コメント＞
この楽曲をデモで初めて聞いた時にはイントロから溢れ出る世界観と、サビでより一層広がる壮大さに胸がぎゅぅっっとなりました。
パワフルでありながらも繊細な音の流れに問いかけるような歌詞。
「一緒に旅をした相棒」を思い浮かべ、相棒に問いかけるように歌いました。
遼遼さんの楽曲の魅力を、私の歌声を通して皆様の心の奥までお届けできたら幸いです！
「パーフェクトブルー」私にとって大切な1曲となりました。
皆様の心にも残りますように。
（文＝リアルサウンド編集部）
