「常磐もの」の魚を中心に、イクラやエビなど8種類の新鮮なネタが入った「海鮮8種丼」。味噌汁に茶碗蒸し、魚介を使ったおかずも付いてくる。この豪華でお得な海鮮丼が、こちらの食堂の1番人気!
一つひとつのネタが大きい!
そして、こちらはおすすめの「自家製おまかせ漬け丼」。ご飯が見えないほどネタがたっぷり!
ネタは日替わりで、この日はマグロ、タコ、ヒラメ。自家製のごまダレで漬け込んでいる。ひと口頬張ると…口の中に広がる旨みがたまらない!
入口からすぐのところにある
親潮と黒潮が交わる福島県沖の「潮目の海」。そこで獲れた「常磐もの」の魚を使用してメニューを展開している「潮目食堂」だ。リニューアルして店内の席数は33席と倍になったが、食事時には大行列になる。
「旬の新鮮な魚を、その場でさばいてリーズナブルに提供する」それができるのは、隣に福島最大級の鮮魚店があるからこそ!
朝から多くの人で賑わっている
「世界に誇るおいしい『常磐もの』を、自信をもって発信する場をつくることが大事」と、「常磐もの」を中心に発信・販売しているのが見どころの1つ。
約1か月の改装期間を経てリニューアルオープンした店内には、いまが旬のメジマグロや相馬のメバルなど…この一角だけでも約20種類が並ぶ。
迫力ある魚たち…どれも新鮮でおいしそう!
2つめの見どころは、スペースが2倍になった「昔ながらの対面販売」。おいしい魚の食べ方や選び方をスタッフが対面で紹介・提案するなど、「お客さんとのコミュニケーション」に重点を置いている。
気軽に相談しながら買い物できる
魚を買ってもさばけないという人も、ご安心を。要望に応じて、無料でさばいてくれる。アジを三枚におろすのも…あっという間にこの出来栄え!暑くなってきたこの時期は、さっぱりと「なめろう」でいただくのがおすすめだという。
早くて丁寧な仕事!
そして、もう1つ、大きな見どころが!いわき平の伝統「火山(ひやま」」だ。脂がのった「常磐もの」のカツオ。藁で焼く際に、その脂が火に落ちて火山のようになることから、平ではカツオの藁焼きのことを「火山」と呼んでいる。
この日は特別に、3代目で社長の小野崎 幸雄さんが「火山」の実演をする姿も。「いわきの伝統を多くの人に知ってもらいたい。文化をなくしたくない」という3代目の強い思いから、このスペースが作られた。
迫力満点の伝統の技!
「火山」で作ったカツオの藁焼きは、サクや切り身で販売される。均一に火が通って、美しい!
このほか、店内には切り身の魚もたくさん並ぶ。お刺身やお寿司も、以前よりメニューが増えて品揃えが豊富!要チェックだ。
焼き目が食欲を刺激する…!
いわき市平で4月26日にリニューアルオープンした老舗の魚屋は、「おのざき 鮮場やっちゃば平総本店」。いわきの台所である「鮮場やっちゃば平店」には、魚や肉・青果など5つの店が入っていて、その1つになる。
創業101年。「原点回帰し、昔の魚屋に戻っておいしい魚を提供したい」「地域密着で、体験型の鮮魚店としてお客さんにワクワクを届けたい」との思いがある。
JRいわき駅から平消防署を目指して
体験して、見て、買って、まるでテーマパークのような魚屋さん。対面販売によってさらに距離が近くなり、会話も楽しめそうだ。
Chu!PRESS編集部