大谷翔平、宿敵ジャイアンツの本拠地に残した爪痕 初アーチが今季の球場最長弾…ド軍の1~4位独占

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

12号の飛距離136メートルはオラクル・パークでの今季最長

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)に敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発。4回の第2打席で飛距離446フィート(約135.9メートル)に及ぶ特大の12号ソロを放った。これにドジャースの専門メディアは即反応。宿敵の本拠地で記録された今季最長弾だと指摘している。

大谷は4回先頭で打席に立つと、右腕ウィンの初球スライダーを叩いた。打球は右中間へ伸び、スタンド上段の通路へ飛び込んだ。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離446フィートの一発。右翼後方に広がる海へと飛び込む「スプラッシュ・ヒット」にはあと一歩届かなかったものの、リーグトップのマルセル・オズナ(ブレーブス)に再び並んだ。

ドジャース公式誌「ドジャー・インサイダー」は大谷の12号が飛び出した直後、公式X(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは今季、ドジャース選手が放った本塁打の飛距離で4位までを占めている」とつづった。

トップは5日(同6日)のブレーブス戦で放った464フィート(約141.2メートル)弾で、2番目は4月23日(同24日)のナショナルズ戦で残した450フィート(約137.1メートル)。そして3番目がこの日の446フィート(約135.9メートル)で、これはジャイアンツの本拠地オラクルパークでの今季最長弾だという。4番目が6日(同7日)のマーリンズ戦で残した441フィート(約134.4メートル)だ。

ドジャースとジャイアンツは、ともに球団がニューヨークにあった当時からのライバル。大谷はサンフランシスコでの本拠地はこれが初めて。それがいきなり今季最長弾となり、ドジャースファンは留飲を下げた格好だ。

THE ANSWER編集部

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