全焼の名物ゲーセン復活へ、青森 常連とCFの力借り

 火災でゲーム機もろとも全焼した青森県の名物ゲームセンターが、復活を目指して奔走している。1980~90年代のタイトルを多くそろえ、県外の客も多かった十和田市の「レトロゲーム秘密基地」。店主の鳥居秀憲さん(52)は、常連客やクラウドファンディング(CF)の力を借りて「また一からゲーセンをつくる過程を楽しみたい」と意気込む。

 2月24日朝、焦げ臭いと思い窓を開けると、隣の建物が火事だった。店に燃え移り、名作ゲーム「アフターバーナー」「アウトラン」「ゼビウス」「ストリートファイター2」など30台と130以上の基板(ソフト)を失った。

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