“21戦連続4失点以下”のドジャース、29試合でMLB歴代単独トップに。21試合の得失点差+79は球団史上3位の好記録

現地5月14日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦して10対2で勝利した。大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場して、5打数3安打。第2打席では、もう少しでスプラッシュヒットとなる12号特大アーチを叩き込んだ。

この試合では大谷が3安打、ムーキー・ベッツとウィル・スミス、テオスカー・ヘルナンデスがそれぞれ2安打を放つなど、チームは13安打で10得点。投げては先発のギャビン・ストーンが6回1失点と好投し、JP・ファイアライゼン、ガス・バーランド、ナビル・クリスマットのブルペン陣が1失点で試合を締めくくっている。

ドジャースは29勝15敗でナ・リーグ西地区の首位。同2位のサンディエゴ・パドレスとのゲーム差は7.5と独走態勢を築いている。データに精通する『MLB.com』のサラ・ラングス記者によると、直近21試合のドジャースの得失点差+79は、球団歴代3位タイ記録。歴代1位は1901年の+83だという。
また、ドジャースは21試合連続で4失点以下に相手を抑えており、ラングス記者はこれが球団最長記録だと伝えている。MLB全体では、ライブボール時代の1920年以降に限れば5位タイの数字で、1位は2017年にクリーブランド・ガーディアンズが記録した25試合連続だ。

また、オールタイムで見ると、1916年のニューヨーク・ジャイアンツと1909年のシカゴ・カブスの29試合連続が歴代最長記録。21試合連続4失点以下のドジャースは、次からの9試合を4失点以下に相手を抑えれば、歴史を塗り替えることになる。

構成●THE DIGEST編集部

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