JR北海道はきょう、新幹線工事に伴う改修に合わせ、2028年度末までに札幌駅全体をリニューアルすると明らかにしました。
リニューアルでは、駅北側の外観はガラス面を多く使ったデザインに改良するほか、改札口南側の商業施設エリアを拡大します。2018年度に比べ面積をおよそ2倍に増やし、道内の魅力を発信する商業施設に変えることで、観光客の需要獲得を狙います。工事は今年度から2028年度末までです。
JR北海道 綿貫泰之社長「新幹線工事を機にリニューアルして明るく利用しやすい札幌駅にしていく」
一方、新幹線の札幌延伸が先送りになったことについて、綿貫社長は、札幌駅の再開発ビルの完成は「30年度末予定から変えるつもりはない」と強調しました。
JR北海道 綿貫泰之社長「(スケジュールを)延ばしたからといって工事費が下がる目論見が経たない。バスターミナルをエスタ閉館に伴い外に出しているのでそれを早く建物の中に集約していくのが大切」