学童卒業後の小学生、放課後はどう過ごしてる? 習い事・部活・塾…リアルな“1週間スケジュール”を大公開

低学年は学童に通ってくれていたので居場所があったけど、4年生くらいになると学童をやめ、居場所確保のために「塾」通いをスタートしたり、あるいは「習い事」を増やすワーママも多いと思います。しかし、塾や習い事だって毎日通わせると決して安くはない。そうそう毎日毎日通わせるわけにも…。今回は、実際の小4~小6のリアルな放課後の過ごし方をご紹介します。

通い放題!週5通えるソロバン塾に

みなさんの事例を紹介する前に、筆者(フリーライター)の事例を…。息子は現在小学5年生ですが、小4からソロバン塾に通わせています。学童で同じだった1学年上の子のママに紹介してもらい、体験で行ったら本人がすっかり気に入ってくれました。

なんと、このソロバン塾…週1通っても、週5通っても月謝が同じなんです! ということで、もちろん最初は週5通わせていました。ただ、小5になってからは、本人の希望で週1で学習塾にも通っています。

▽1週間のスケジュール
月曜:学習塾16:00~18:30
火曜:ソロバン塾16:30~17:30
水曜:17:30くらいまで、児童館や誰かの家で友人と思いっ切り遊ぶ。
木曜:ソロバン塾16:30~17:30
金曜:ソロバン塾16:30~17:30

学校の部活で埋める

【Wさん・販売/子ども11歳(小5)、5歳(保育園)】

身体を動かすのが大好きな長男。学校の部活のサッカー部とバスケ部を兼部することに。ありがたいことに、平日4日間も部活で埋まるんです。部費もほとんどかからず、しかも学校が終わったらそのままスタートするので、移動することもない。受験は考えていませんが、若干学校の勉強も怪しいので(笑)、週1で塾に行かせています。

__▽通うタイミングやきっかけは?
__バスケは学童を辞めたクラスの友人に強く誘われて。塾はかなりしぶしぶですが、これは学童の時に仲の良かった子のママと示し合わせて。友だちと一緒だとなんとか続けられるものですね。

__▽1週間のスケジュール
__月曜:サッカー16:00~18:00
火曜:学習塾17:00~19:00
水曜:バスケ16:00~17:30
木曜:バスケ16:00~17:30
金曜:サッカー16:00~18:00

何回通っても月謝が変わらない、そろばん塾に救われました…

週1塾、週1習い事、後は…

【Mさん・経理/子ども10歳(小4)】

塾や習い事のない日は、同じクラスの友人の家で遊ばせてもらっています。もちろん毎回おやつ持参、休日たまにそのお子さんを家で預かったり。

__▽通うタイミングやきっかけは?
__3年生の3学期も半ば、なんとなく「学童が終わるの悩ましいわぁ…」と話していると、幸い親しいママが在宅で働いていて、快く預かってくれることに。そのママいわく、「一緒に宿題したりしてるし、来てくれたほうがかえってありがい」とそうです(思わず嬉し涙です)。

__▽1週間のスケジュール
__月曜:学習塾16:30~18:30
火曜:友人宅(気候がよければ外)で18:00くらいまで遊ぶ
水曜:友人宅(気候がよければ外)で18:00くらいまで遊ぶ
木曜:友人宅(気候がよければ外)で18:00くらいまで遊ぶ
金曜:ヒップホップダンス17:00~19:00

安心できる公共施設を利用

【Yさん・事務/子ども12歳(小6)、7歳(小2、学童)】

学校と自宅の間に、小学校4年生から高校生まで利用できる屋内公共施設があるのです。かなり広い施設で、バスケや卓球などもでき、カフェのようなスペースもある。なんと言っても学童のように指導員も何人かいるので安心。

__▽通うタイミングやきっかけは?
__学童が終わった小学校4年からほぼ毎日この施設に行っています。学童から仲がよく、受験しない友だちと(受験する子は毎日塾!)楽しくつるんで遊んでいるみたい。週1の英語塾は、小さい頃から行っているので、本人「行くものだ」と思っているようです(笑)。

__▽1週間のスケジュール
__月曜:公共施設 下校~18:30
火曜:公共施設 下校~18:30
水曜:公共施設 下校~18:30
木曜:公共施設 下校~18:30
金曜:英語塾17:00~18:30

放課後の居場所があるほうが親も安心

小学校中~高学年ともなれば、数時間一人で留守番させてもさほど心配なくなってきますが、やはり放課後の居場所があるほうが親としても安心できますね。意外と身近に安くてたくさん通わせられる習い事や無料の公共施設があるかもしれません。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお、今回お話を聞いた方は、特に受験を考えていない人ばかり。受験を考えていたら、ほぼ毎日塾は当たり前。放課後の居場所は確保できますが、その分莫大な費用がかかるかもしれません。

(まいどなニュース/BRAVA編集部)

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