辰巳ゆうとが新曲ヒット祈願 氷川きよしの復活に言及「憧れの先輩に変わりはない」

辰巳ゆうと

歌手の辰巳ゆうとが15日、東京・新宿区の花園神社で「迷宮のマリア」のヒット祈願を行った。

昨年リリースした「星くずセレナーデ」に続いた歌謡ポップスで、情熱的なラブソングとなっている。辰巳は「ポップスを歌うようになって、歌の幅が広がったし、若いファンの子も増えました。コンサートでも、ド演歌からポップスまでと、唯一無二のものを見せれるようになった」と語った。

昨年は周囲から「紅白」への期待が大きかったというが、出場は叶わなかった。辰巳は「それまではどこか他人事というところはあったけど、昨年は初めて出場ができなくて悔しいと思いましたし、今年は出てやるんだと1月から取り組んでいる」という。この「迷宮のマリア」が勝負曲となるが「紅白に出るために作っていただいた曲なのかなと思っています」と顔を引き締めた。

8月からはコンサートツアーも行う。「昨年はサックスに挑戦しましたが、今年もいい意味でみなさんを驚かせるようなものにしたい」と意気込んだ。その8月には先輩歌手の氷川きよしが復活をする。氷川は所属していた事務所を離れ独立という形をとったが、辰巳は「これまでは仲間というか家族という印象でした。形はちょっと変わってしまいますが、憧れの先輩に変わりはない」。それでも「憧れではありますが、越えなければいけないという気持ちも持ちたい」と決意を新たにした。

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