アストロズ右腕が粘着物質使用の疑いで退場! グラブを確認した塁審は「これまでで最も粘着力のあるグローブだと感じた」と指摘

現地時間5月14日(日本時間15日)、ヒューストン・アストロズのロネル・ブランコがオークランド・アスレチックス戦に先発登板し、4回に粘着質の異物使用疑惑で退場処分を受けた。

4回表ブランコがマウンドに向かう際に、異変に気付いた審判員がグラブを確認。すると、規則違反となる粘着性物質が発見されたのか、ブランコは退場となった。突然の出来事に場内は騒然となった。

ニューヨーク・タイムズ傘下の米スポーツメディア『The Athletic』のアストロズ番チャンドラー・ローム記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「アストロズ先発のロネル・ブランコは、異物検査の結果、この試合から退場させられた」と伝え、また別のポストでも「審判員らはロネル・ブランコのグラブを没収し、ロッカールームに持ち込んだ。ブランコは10試合の出場停止処分が科せられる」と綴り、指摘した。
また米ポッドキャスト番組『The Big Leagues Daily』で司会を務めるダン・クラーク氏も自身のX(旧ツイッター)で「"ここ数年この仕事をしているが、これまでで最も粘着力のあるグローブだと感じた"ロネル・ブランコのグラブチェックを行なった一塁塁審、エーリッヒ・バッカス」と記し、グラブチェックを行なった一塁塁審のコメントを紹介した。

この日、退場処分を受けたブランコは今季8試合に登板して4勝0敗、防御率2.09としている。

構成●THE DIGEST編集部

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